中古戸建住宅(木造一戸建て住宅)の耐震性に関して〜新耐震基準の物件は?
防災週間では、さまざまな防災活動が展開されました。
不動産業界においても、この時期はお客さまの防災意識が高まり、特に物件の耐震性に関するご質問が増えております。
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)が耐震診断受診者の大地震への意識と対策について行ったアンケート(回答数1487人)およびその分析結果を公表しています。
また、木造在来工法2階建て以下の物件を対象に実施した耐震診断の結果を分析したところ、新耐震基準建物とされる1981年以降に建てられた1万110戸のうち、約85%の住宅の耐震性に問題があることが分かったそうです。
■耐震診断結果(新耐震基準建物)
※数百年に一度起こる震度6強クラスの地震が起きた場合
1.倒壊しない・・・2.49%
2.一応倒壊しない・・・12.43%
3.倒壊する可能性がある・・・22.42%
4.倒壊する可能性が高い・・・62.65%
上記の結果を見てもわかる様に、特に中古物件は外観等の見た目がキレイであっても、一概に安心はできないのでご注意が必要です。
〜2014.9.13 仲介手数料最大無料の住まいるホームより