き行 ： 仲介手数料無料不動産センター【東京・神奈川】の不動産用語集

基礎
一般的な住宅の基礎においては、大きく２種類に分かれており、「布基礎」と「ベタ基礎」がある。
近年では、住宅建築部分下の全体面で支えるベタ基礎が主流になっている。
一戸建ての床下収納や、点検口から床下をのぞくと、どちらでの施工か確認できる。

既存不適格建築物（きぞんふてきかくけんちくぶつ）
建築当時には、建築基準法等の法規に適合していたが、その後の法令改正や都市計画の変更などにより、現在では違法建築物になってしまった建築物。
ただし、違反建築物とは違い、ただちに直すよう指導を受ける事はないが、建て替えの際は、現在と同様の規模や高さの建築物は建築できないことが多い。

北側斜線制限
都市計画の用途地域において、「住居系」の地域で北側の敷地に対して日照を確保するための、建物の建築制限のひとつ、よく建物の北側の屋根がななめに下がっているのはその為。

キャッシュフロー
不動産投資に関してよく使う言葉で、現金の流れを意味している。
投資において、支出した金額と入ってくる収入などの動きのこと。
不動産の経営においてはインカムゲイン（賃料等の収入）とキャピタルゲイン（売却による利益）を合わせた利益がキャッシュフローになる。

キャピタルゲイン
不動産投資においては、購入した金額より、売却額が上回り、その差額による利益をキャピタルゲインという。
また、売却額の方が、購入額を下回り、その差額を「キャピタルロス」という。（建物の減価償却により、当然こちらのケースの方が多い。）

共有名義
複数人で、一つの財産を所有（共有）すること。
不動産を共有名義にする際は、出資した比率に合わせて登記する必要がある。
例えば、夫が購入した不動産の登記に、出資していない妻にも持ち分を持たせた場合は、基本的に贈与になる。

共用部分
マンションなどの区分所有建物において、共用廊下やエレベーター、エントランス部分などのこと。
また、バルコニーや専用庭などは専用使用できるが、「共用部分」になっているので、勝手に仕様変更等する事は原則できないので注意が必要になる。

強制執行
家賃未納や住宅ローン不払いなど債務不履行の債務者にたいし、債権者が裁判所に申し立てをして、強制的に取り立てや退去させる等の行為を行うこと。

近隣商業地域
用途地域の種類の一つになり、駅の周辺等、近隣住民向けの商店が立ちならんでいるエリアなどがこの地域のケースが多い。
一定規模内のマンションやオフィスビル、小規模の劇場などが建築可能になっている。

寄与分
相続の遺産分割において、相続人の内の一人などが、故人（被相続人）の財産を生前に増やす等貢献したり、特別に介護をしていたりしていた際に、他の相続人より上乗せして与える遺産のこと。