ポーチ
玄関前にある小さな屋根（庇）のついた、エントランス部分の事。

ボーリング調査
機械を用いて、地面に穴を縦穴を掘っていく方式の地盤調査方法。
深度毎の地盤の硬度や地質を調査して、土質柱状図を作成する為に行われる。

ホールダウン金物
建物の基礎と柱をつないで固定している、耐震性や耐風性を向上する為の補強用の金具。
主として木造軸組工法の建築物に施工されている。

ボイド
住宅においては「吹抜け」等の事を指し、故意に何も無い空間を作られた際の場所を意味している。

ボウウィンドウ
弓なり型に外壁からせり出した形状の出窓の事。
その為、ガラスの一枚ごとの幅は狭いが枚数は多くなる。

防音サッシ
建物外部や内部からの遮音性能を高めた、密閉性の高いサッシ。

防火地域
都市計画法上の地域種類の一種。
このエリア内で建築物を建築する際には、原則として準耐火建築物もしくは耐火建築物である必要がある。
これは、火災が発生した際に隣家等への延焼を防止する為の規制となる。

防水パン
住宅の洗濯機を置くための台（受け皿）の事。
これにより、水漏れ等があった際の被害を抑える目的の物。

法定相続分
民法により定められた、相続時の基本的な遺産配分の事を指す。
ただし、遺言や遺産分割協議、裁判での判決、等により実際の遺産配分が変わる事もある。

法定地上権
現に存在する建物が、当該敷地を使用できる事を認める為の法的な権利の事。
例えば、競売などで土地だけが第三者所有となった際に、当該敷地に存在する建物に地上権が無ければ、建物を撤去しなければならないといった不都合が生じる為、建物に法的な地上権を与えている。

法務局
不動産登記や公証、人事を管理している役所の事。
全国に出張所や事務所があり、不動産関係でいえば、登記所に備え付けられた「登記簿謄本」「公図」「地積測量図」等の閲覧や取得をする事ができる。

保佐人
被保佐人を保佐（助ける）する人物の事を指す。
保佐人は家庭裁判所が選任し、重要な財産の処分行為などについて同意する権限が認められている。

補助人
被補助人を補助する人物の事を指す。
補助人は家庭裁判所が認めた場合には、重要な財産の処分行為などについて同意、代理する権限が認められている。

保存登記
新築住宅を購入した際などに行われる登記になり、登記簿謄本の権利部（甲区）に記載される。
また、保存登記ができる者は、原則として建物登記簿謄本における、建物表題部の所有者と同一の人物になる。

保留地
土地区画整理事業により事業者が取得できる宅地の事。
土地区画整理法では、原則として区画整理地内の土地は全て従前の所有者に渡されるが、事業費を捻出する為に事業者に渡され、売却して資金に充てる事もある。 

ホルムアルデヒド
シックハウス症候群の原因の一種とされており、住宅を建築する際の接着剤や塗料に含まれている物。
現在では、ノンホルムアルデヒドタイプの物を使用して、建築をしている事も多い。

ホワイエ
住宅においては、入口から居室や寝室などの間にある広間の事をいう。

本下水
不動産業界においては、公共の下水道管の事を意味している。
物件の存する場所によっては、上記の下水道管整備が整っておらず浄化槽を使用しなければいけないケースもある。