地価、下落基調から転換へ 国交省の四半期調査で
国交省が30日に発表した四半期ごとに実施している地価動向調査「地価LOOKレポート」によると、2012年度第1四半期(1月1日〜4月1日)の主要都市・高度利用地150地区における地価動向は、上昇が22地区(前回16)、横ばいは80地区(前回70)、下落は48地区(前回64)。
第1四半期は、東京スカイツリーと渋谷ヒカリエの地価が上昇し、全体の上昇・横ばい地点数は前回調査を上回り、地下の改善傾向が引続き見られました。
特に、東京・墨田区の「とうきょうスカイツリー駅周辺」では、前期比3〜6%の地価上昇が見られ、全150地区でも最も高い上昇率を示しています。
東京圏で他に上昇を示したのは、ユニクロの旗艦店がオープンした東京都の「銀座中央」、4月にオープンした「渋谷ヒカリエ」が地価上昇を牽引した「渋谷」と神奈川県の「元住吉」、「武蔵小杉」など6地区でした。
なお、大阪圏と名古屋圏の上昇・横ばい地点数は、前回とほぼ同様に推移しました。
アドパークより〜仲介手数料無料不動産センター 2012.6.9