不動産会社の選び方
「不動産会社選びに成功する事が、満足いく不動産取引をする近道」という話をよく聞きます。
不動産会社により、色々な方針やスタイルがあり、上記の話は確かにそうかもしれません。
我々、不動産業社ならある程度、その会社がどういった考えなのか、判断する事もできます。
しかし、一般のお客様が不動産会社を選ぶ際、どのようにすればよいのでしょうか。
テレビコマーシャルで見たことがあるような大手不動産業者なら、なんとなく安心なのではないか・・・と安易に考える方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に知名度を利用してお客様を安心させておいて、利益至上主義だったりする会社は多いです。
大手でも、ノルマや競争がきついのか「顧客の利益を度外視して、そこまでするか!?」と思わされる様な出来事も何度も経験があります。
また、同じ会社でも担当の営業マンによって、顧客の為に一生懸命な方もいれば、その逆で会社の利益や担当者自身の利益しか考えてないような方もいらっしゃいます。
それでは、どの様な会社や担当者だと気をつけた方がよいのか、何点か例をあげてみます。
① 「早く契約しないと、他にとられます!」と、やたらと急かす営業マン
確かに即決しないと他の方に決められてしまうケースはあります。
ただ、少しでも迷いがあるのなら、「物件が他にとられたら、縁がなかったのだから仕方がない」といった気持ちでいる事も必要です。
また、売却を依頼している際に、「早く値下げしなと売り時を逃します!」と、やたらと急かす営業マンもいます。
売主様にとっては、100万円の値下げでも、身を削る様な思いだという事がわかっていないのかもしれません。
② 根拠もなく「大丈夫!絶対、大丈夫!」と言う営業マン
気になることがあったら、ご遠慮なく調べてもらってください。
この言葉をやたらと言う営業マンは、経験上、適当な方が多いです。
③ お客様を意地でも会社に連れて行こうとする営業マン
昔ながらの、典型的な不動産営業会社のスタイルで、いまだに結構多いです。
会社の方針が「何でもいいから、とにかくお客を会社に連れてこい!」といった感じなのでしょう。
④ 希望を聞かず、意見をおしつける営業マン
「その予算で、そんな物件ありません!」と要望を切り捨て、全く希望していないエリア等の物件を押し付けてくる方も、結構いらっしゃいます。
確かに、中には難しいご要望のお客様もいらっしゃいますが、それをなんとか叶えるのがプロの仕事ではないでしょうか。
まずは、精一杯努力すべきです。
⑤ 言葉づかいが悪い、必要以上になれなれしい営業マン
お客様から信用して頂いて、フランクに接して頂けるのはありがたい事です。
しかし、営業マンはお客様の大事な資産を扱います。
その緊張感を忘れてしまった営業マンは、いつか大きなミスをしてしまうかもしれません。
不動産会社は、どこにでもたくさんあるかと思います。
まずは、色々な不動産会社の方と接してみるのが良いのではないでしょうか。
営業マンの良し悪しは別として、性格的に合う合わないといった事もあるかと思いますが。
また、お客様ご自身でも、何かあったら調べてみたり、勉強することも、大事になります。
お客様が不動産に関して詳しくないのを良いことに、付け入ろうとする営業マンや不動産会社も多いからです。
仲介手数料無料不動産センターでは、上記のような悪い例には、決して当てはまらない様、営業をさせて頂いております。(万が一、何となく相性が合わないといった時は申し訳ありませんが)