中古住宅のホームインスペクション・建物診断等の傾向は?
〜最近の住宅事情のあれこれ〜
その1. 中古住宅におけるホームインスペクション(建物診断)実施率は?
不動産流通経営協会(FRK)の「不動産流通業に関する消費者動向調査」によると、既存住宅購入時における建物検査(ホーム・インスペクション)は、
・ 「すでに売主がおこなっていた」…12.1% ・ 「売主に依頼しておこなってもらった」(費用は売主負担)…0.6% ・ 「売主に依頼しておこなってもらった」(費用は自己負担)…2.4%
となり、すべて合わせた実施率は15.1%となりました。
また、同調査の「購入に際して重視した住宅の性能」によると、既存住宅購入に際して重視したポイントは、1位の「日照や採光を得る開口部の面積の多さ」に続いて、
・ 建物の耐震性 (2位) ・ 建物の耐久性 (3位) ・ 火災に対する安全性 (4位)
と、建物躯体の強度を重視していることがわかる結果となりました。
地震や台風などの自然災害への懸念が強まる中、既存住宅の購入を検討する消費者の目は建物躯体の強度、ひいては安心・安全な住まいに向けられているようです。
その2. 20代の入浴は30%以上がシャワー派
皆様はお風呂はやはり、毎回入浴されるでしょうか?
お風呂が好きで有名な日本人ですが、入浴のスタイルは年代によって異なるようです。
都市生活研究所の調査によると、20代はシャワー入浴の割合が最も高く、3割強がシャワー入浴派(1年中、シャワー入浴しかしていない 10.1%+1年中、シャワー入浴が多い 22.1%)という結果が出ています。
年代が上がるほどシャワー入浴派は少なくなり、浴槽入浴派(1年中、浴槽入浴をする+1年中、浴槽入浴が多い)が増えています。
また、他の調査によると、20代はふろにスマートフォンやタブレットを持ち込むのが定番になっているという結果も出ています。
それに合わせる様に、携帯電話会社各社も防水仕様の機種を続々と発表しています。
日本人の入浴スタイルは多様化してきているようです。
シングル向け物件にはシャワーブースのみという仕様も、若者には案外すんなり受け入れられるのかもしれません。
仲介手数料無料の不動産売買☆でおなじみの住まいるホームより〜2013/11/20