再建築不可の物件
たまに、広告などで相場よりやけに安い物件があったりします。よくよく見ると、物件概要の中に「告知事項有」とか「再建築不可」とか書いてあったりします。
「告知事項有」となっていると、建物内でどなたかお亡くなりになってしまったケースが多いです。
また、「再建築不可」の場合には、一般の方は「なんでだろ?」と思われるかと思います。
理由の内、大半は「物件の敷地が道路に2m以上接していない」や「接している道路が建築基準法上の道路ではない」というケースになります。(東京や神奈川あたりの中古物件ではよくあります。)
再建築不可の物件のメリットとしては、なんといっても価格がかなり安いという事でしょう。(固定資産税も安かったりします。)
家が奥まっていたり、道路が狭く車が入ってこないといったケースも多い為、プライバシーが確保されやすかったり、お子さんを家の前で遊ばせても安心といったメリットもあるかもしれません。
デメリットとしては、やはり原則として建物を新築できないという事でしょう。
また、住宅のローンが通りづらいという事もあります。
ただ、こういった物件では、基礎と柱だけ残して大改築(柱等も補強を入れてたりして、これは新築とほとんど同じでは・・・)なんて事が良く見受けられます。
また、安く買っておいて賃貸で回して収入を得たりしている方もいらっしゃいます。(借りる人からしたら、再建築不可は関係無いですし)
仲介手数料無料不動産センターのお客様でも、再建築不可の物件を狙って、探している不動産投資家の方もいるぐらいなので、物件や考え方によってはお得かもしれません。
再建築不可の物件を安く買って、仲介手数料も無料であれば、かなり安く抑えられるのではないでしょうか。