住宅ローン金利の動向は? 固定金利・変動金利のどちらを選べば良い?
Q 現在、新築戸建の購入の契約が済んでおりまして、引渡はこれからです。
それに、近日中に銀行と住宅ローンの金銭消費貸借契約(金消契約)をします。
今後の住宅ローン金利の動向はどうなるでしょう? また、固定金利・変動金利のどちらを選べば良いのでしょうか?
A 住宅ローン金利の動向に関しては、大変難しいところですよね。
有名な経済学者さん達の予想ですら、なかなか当たらない程ですので・・・
やはり、個人のお好みになるかとは思うのですが、「多少金利が高くても、安心を求める・・・」といった方は固定金利での借入割合を増やすべきかと思われます。
「今現在の支払を少しでも安くしたい」といった方ですと、現在は変動金利が一番金利が安いかとは思います。
現実的には難しいのではないかとは思うのが、「金利が上がりそうな気配を感じた時に、固定金利に切り替える。」といった方法です。
なぜならば、変動金利から固定金利に切りかえると、通常は支払額が上がるので、余程自分の予想に自信が無い限りしないと思います。
(これが的確に出来る方は、そもそも株や為替等で大儲けできてしまうかもしれません。)
そして、実際に変動金利の利率が上がってきた際には、既に固定金利は高くなっているはずですので、余計に動きがとりづらくなるのではないでしょうか。
これは、変動金利より固定金利の方が、金利の変動が早くて大きいので、気づいた時には固定金利の方は先に金利上昇しています。
実際の住宅ローン金利動向を見ても、ここしばらく変動金利の利率は一定ですが、固定金利の利率は毎月の様に各金融機関とも上下しています。
結局は、お好みの部分になるかとは思いますので、迷われる方は固定金利と変動金利でも借入をミックスされるのが無難でしょうか。