~国土交通省の地価LOOKレポート2023年第2四半期の要点~

国土交通省の地価LOOKレポート

~2023年第2四半期の要点~

 

最新の「地価LOOKレポート」をもとに、日本の不動産市場の最新動向を詳しく探ると、一言で言えば「堅調」そのもの。そして、この動向はただの一時的な現象ではありません。それを示すのが、3期連続で全地区上昇・横ばいが継続している点です。

 

■主要ポイント:全地区の動向

 

・調査対象は東京圏、大阪圏、名古屋圏、地方圏の計80地区。

・上昇地区は74、横ばいが6、下落が0と、非常にポジティブな動きを示している。

・特に住宅地に関しては、5期連続で全地区上昇。

 

◎景気回復とともに堅調な不動産市場

 

 景気が緩やかに回復する中でのこの動向は、市場の健全さを示しています。特に、マンション需要が継続していること、加えて店舗需要の回復も続いていることが大きな要因と言えるでしょう。

 

■用途別の動向を詳しく

 

・『住宅地』:上昇が23地区で、横ばい・下落は0。マンション需要の堅調さが継続しており、これが上昇の大きな要因となっています。

・『商業地』:上昇が51地区、横ばいが6地区、下落は0地区。人流の回復傾向を受けての店舗需要の回復が主な理由です。

 

◎圏域別の細かい動向

 

・『東京圏』:上昇29地区、横ばい6地区、下落は0。

・『大阪圏』:上昇19地区、横ばい・下落は0。

・『名古屋圏』:上昇8地区、横ばい・下落は0。

・『地方圏』:上昇18地区、横ばい0地区、下落は0。

 

 このように、各圏域ごとにも明るい動向が継続しており、特に住宅地と商業地の堅調さが目立っています。

 

●まとめ:不動産投資のチャンス到来?

 

 「地価LOOKレポート」を詳しく解析すると、日本の不動産市場は現在、非常に堅調な状態にあることがわかります。これは、不動産投資を検討している方にとって、大変興味深い情報となるでしょう。今後もこのような動向が継続するかどうか、市場の動きに注目が集まることでしょう。

2023年のオフィス需要調査が示す新たな働き方のトレンド

在宅勤務、テレワーク、リモートワーク。これらの言葉は、COVID-19のパンデミックが引き起こした世界的な変動の中で私たちの生活と働き方の中心となりました。多くの企業はオフィスからの離脱を余儀なくされ、リモートワークを標準的なものとして受け入れました。しかし、2023年春の新たな調査によれば、このトレンドは必ずしも継続しているわけではないようです。

 

■1. ザイマックス不動産総合研究所の最新調査とは

 

(株)ザイマックス不動産総合研究所は、大都市圏のオフィス需要に関する2023年春の調査結果を発表しました。この調査は、ザイマックスグループが管理・運営するオフィスビルのテナント、法人向けのサテライトオフィスサービス「ZXY」の契約先、およびグループの取引先を対象としたもので、合計で4万7,616件に及ぶ大規模なものとなりました。

 

■2. オフィス面積の変化:縮小から拡張へ

 

過去1年間のオフィスの面積の変化を見てみると、驚くべき結果が明らかになりました。2021年春の調査を基準にすると、「拡張する」と回答した企業の割合が増加しており、現在12.5%となっています。一方で、「縮小する」と答えた企業は10.8%にとどまり、拡張トレンドが上回ったことがわかります。これはコロナ禍の影響で多くの企業がオフィスの縮小を選択していたトレンドが落ち着きつつあることを示しています。

 

■3. オフィスの在席人数と面積の関連性

 

興味深い点として、オフィスの在席人数の増加とオフィス面積の拡張は必ずしも直結しない可能性が示されました。具体的には、今後オフィスの在席人数が「増える」と回答した企業は35.4%でしたが、オフィス面積を「拡張したい」と答えた企業は15.6%に過ぎませんでした。

 

■4. 完全出社のトレンド

 

現在の出社率に関しては、「100%出社」と回答した企業の割合が25.7%となり、コロナ禍以降で最も高い数値となっています。今後の意向でも、この「完全出社」の割合は25.6%とほぼ変わらないことが予測されています。

 

■5. 在宅勤務制度の変遷

 

2021年春の57.0%がピークとされていた在宅勤務制度の導入率は、現在45.6%と減少傾向にあります。しかし、サテライトオフィスの導入率は増加しており、現在30.3%となっています。

 

■結論:

 

コロナ禍の影響を受け、多くの企業がリモートワークや在宅勤務を導入しました。しかし、時が経つにつれて、企業の働き方の選択肢やニーズは多様化しています。ザイマックス不動産総合研究所の最新の調査結果は、これらの変遷やトレンドを明らかにしており、今後の働き方の動向を予測する上で非常に参考になるものとなっています。

~管理適正評価制度によって明らかにされたトレンドとは?~

1. 管理の“健康診断”、その名は「管理適正評価制度」

「管理適正評価制度」は、マンション管理業協会が実施する制度であり、分譲マンションの管理状況を可視化するために導入されました。専門家が計30項目をチェックし、その結果を★の6段階で評価します。この評価項目は管理体制から建築・設備、管理組合の収支、耐震診断、生活関連など多岐にわたります。

 

2. 2023年、注目の登録状況を大公開!

2023年度第1四半期の時点で、この制度に登録されているマンションは合計1,359件です。初回登録が1,355件、2回目の登録が4件となっています。★3の評価が最も多く、全体の34%(457件)を占めています。

 

3. 都市の拠点、管理の現場

地域別では、東京都が最も多く、461件(33.9%)が集まっています。次いで大阪府が163件(11.9%)、神奈川県が147件(10.8%)と続いています。

 

4. 大きなマンション、大きな信頼

戸数が多いマンションほど高い評価(★5)がつく傾向にあります。具体的には、400戸以上のマンションでは★5の割合が80.6%と非常に高く、一方で50戸未満では14.7%となっています。

 

5. 新築の輝き、老朽化との戦い

新しいマンションほど高い評価(★5)がつく傾向があります。しかし、1971~80年に竣工したマンションでも、★5を獲得している物件が存在します(1.6%)。

 

6. データから見る多様なマンション群

戸数別では、50戸未満のマンションが全体の57%を占めています。竣工年別では、01~10年竣工のマンションが最も多く、全体の27%を占めています。

 

7. 未来のマンション生活、明るく透明なビジョン

管理適正評価制度は、マンションの管理状況を明確にし、住民や購入検討者にとって信頼できる情報を提供する重要な制度です。戸数が多いマンションや比較的新しいマンションほど、管理が適切に行われている傾向が明らかにされています。これからもこの制度を活用して、より質の高いマンション生活を実現していくことが期待されます。

▼『マンション管理適正評価制度について』▼

 

■ マンション管理適正評価制度とは?

 

マンション管理適正評価制度は、マンションの管理状態や管理組合の運営状態を6段階で評価し、インターネットを通じて情報を公開する仕組みです。この制度はマンションの長期的な価値を維持・向上させ、健全な管理体制の確立を支援するために導入されました。専門家の評価を受け、管理組合自らがその情報を開示します。

 

■ なぜ重要なのか?

 

日本のマンションストックは増加しており、中には高齢化した物件も多く存在します。一方で、管理組合の財政逼迫化も進行しています。この制度は、適切な管理と運営体制の構築を通じて、マンションの価値を維持・向上させることを目指しています。

 

 ■ 評価のポイント

 

評価は以下の5つのカテゴリーから合計点数が計算されます。

 

1. 管理体制(20P)

   - 組合の運営がスムーズに行われているかどうかの評価

   

2. 建築・設備(20P)

   - マンションを長く使用するための維持管理体制の評価

   

3. 管理組合収支(40P)

   - 安定した財務基盤の評価

   

4. 耐震診断関係(10P)

   - 長期の安全性確保のための耐震対策の評価

   

5. 生活関連(10P)

   - 住民の快適な生活環境の評価

 

これらのポイントの合計に基づいて、以下の6段階で評価されます。

 

- ◎ 90~100点(特に優れている)

- ● 70~89点(優れている)

- ■ 50~69点(良好)

- □ 20~49点(改善が必要)

- 〇 1~19点(問題あり、情報開示あり)

- なし 0点以下(管理不全の疑いあり)

 

 ■ メリット

 

1. 具体的な目標設定が可能

   - 評価結果に基づいて、管理組合は具体的な目標を設定し、運営の方針を明確化できます。

 

2. 持続的な改善が可能

   - 評価結果に基づき、組合は課題に対処し、適切な管理を続けることができます。

 

3. 市場価値の向上

   - 公開された管理状態情報により、マンションの市場評価が向上し、売却時の価値向上に寄与します。

 

4. リセールバリューの向上

   - 適切な管理が行われれば、物件の価値(リセールバリュー)が長期間維持・向上します。

 

これにより、マンションの価値向上が実現し、現在の住人だけでなく将来の購入者にとっても魅力的な環境を提供できます。

~TOBによる大胆な一手で住宅建築業界に新風を~

◎ 1. 【TOBの実施発表】

まず何が起きたのか。簡単に言えば、(株)オープンハウスグループが、別の会社である(株)三栄建築設計の株式を大量に買い取る意向を表明しました。これにより、三栄建築設計はオープンハウスグループの完全な子会社になる予定です。これを公開買い付け(TOB)と言います。

 

◎ 2. 【背景】: 三栄建築設計の過去の問題

なぜこのような動きがあるのかの背景を理解するために、三栄建築設計の過去を振り返ります。三栄建築設計の創業者で元社長の小池信三氏は、反社会的組織に利益を供与していたとされ、2023年6月に東京都から特別な勧告を受けていました。

 

◎ 3. 【シナジーの期待】: 二つの企業の相乗効果

オープンハウスグループは、三栄建築設計との組み合わせによって、新たな価値を生み出すことができると判断しました。これをシナジー(相乗効果)といいます。具体的には、三栄建築設計の設計力とオープンハウスの販売力を組み合わせることで、より魅力的な住宅を提供できると期待されています。

 

◎ 4. 【三栄建築設計の賛同】

三栄建築設計は、このTOBに賛同しています。つまり、三栄建築設計自身も、オープンハウスグループの一員となることで、より大きな成長が期待できると判断しているわけです。筆頭株主の小池氏も、オープンハウスとの合意に署名しています。

 

◎ 5. 【TOBの詳細】

TOBの期間は、2023年8月17日から9月28日までです。この間に、オープンハウスは、三栄建築設計の株式を1株当たり2,025円で買い取ります。そして、買い取りの対象となる株式数の下限は、発行済みの株式数の66.7%、つまり1,414万4,700株です。

 

◎ 6. 【完全子会社化の手続き】

もしTOBが成功し、オープンハウスが三栄建築設計の株式を大量に取得した場合、次の手続きとしてスクイーズアウトが行われます。これは、少数の株主に対しても株式を買い取り、三栄建築設計の全株式をオープンハウスが保有し、完全な子会社とする手続きです。

 

◎ 7. 【結論】: 業界の未来に期待

この動きは、一見すると単なる企業の買収に見えますが、実はそれ以上の意味があります。オープンハウスと三栄建築設計が一緒になることで、新しい住宅の形が生まれ、業界全体の健全な発展が期待されます。

~125万戸のリアルと日本の都市再生への道~

 

■1. 概要: 築40年以上のマンションの現状

2022年末時点での国土交通省の発表によれば、日本国内の築40年以上の分譲マンションストック数は約125万7,000戸。この数字は10年前の約29万3,000戸から大幅に増加し、今後も増え続けるとされています。これは、何を意味しているのでしょうか。

 

■2. 分譲マンションの居住者: 国民の約1割強

分譲マンションのストック数は約694万3,000戸。これを1世帯当たり平均人員(2.2人)で計算すると、約1,500万人、つまり国民の約1割強が分譲マンションに居住していることが推計されます。この数字が示す、分譲マンションの重要性とは?

 

■3. 未来の予測: 2042年末には445万戸へ

現在の約125万7,000戸から、10年後の2032年末には260万8,000戸、20年後の2042年末には445万戸にまで増加すると見込まれています。この急増は、どのような社会的・経済的影響を及ぼすのでしょうか。

 

■4. マンション建替えの実施状況

23年3月末におけるマンション建替え等の実施状況も公表されています。累計実績は282件、約2万3,000戸。円滑化法による建て替えが増加していることが明らかにされました。これには、どのような背景があるのでしょうか。

 

■5. 災害とマンションの建て替え

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震による被災マンションの建て替え115件は集計対象外とされています。これは、日本におけるマンションの耐震対策の重要性を改めて浮き彫りにしています。

 

■6. 都市再生への一歩

築40年以上のマンションが増え続ける中で、これをチャンスと捉え、都市の再生につなげる取り組みも始まっています。具体的には、どのような方法で古いマンションのストックを活用し、都市を再生していくのでしょうか。

 

■7. 結論: 築40年以上のマンション、危機かチャンスか

築40年以上のマンションストックは、老朽化の問題を抱えつつも、新たな都市開発のチャンスともなり得ます。これからの日本がどのような方向でこの問題に取り組んでいくのか、その鍵を握るのは我々一人一人かもしれません。

『契約率70%台復帰と価格上昇の背後にあるもの』

首都圏マンション市場、活況再燃

(株)不動産経済研究所は17日、2023年7月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表。同月の発売戸数が2,591戸と、9ヵ月ぶりに前年同月を上回り、初月契約率が74.8%で、2ヵ月ぶりに70%台となったことが明らかとなりました。

 

■発売戸数の増加と契約率の改善

7月の発売戸数は2,591戸と、前年同月比で14.2%増加。これは9ヵ月ぶりの前年同月超えとなります。この数値は、新築マンションの供給量が増えていることを示しており、市場が活況を呈している可能性があります。

 

さらに、初月契約率が74.8%となり、2ヵ月ぶりに70%台を回復。これは、新築マンションに対する消費者の関心が高まっている証とも言えます。

 

■価格の急激な上昇

1戸当たりの平均価格は9,940万円となり、前年同月比で55.8%の上昇を記録。1平方メートル単価も144万9,000円と、前年同月比で50.6%上昇しました。これは、5ヵ月連続の上昇となります。このような急速な価格上昇は、供給量が増える一方で、需要もそれに追いついているという現象を示しているかもしれません。

 

■在庫数の減少

月末時点での販売在庫数は4,850戸と、前月末から101戸減少しました。これは、新築マンションの購入意欲が高まり、売れ行きが良い状態を反映している可能性があります。

 

 

■即日完売物件の存在

特に注目されるのは、「HARUMI FLAG PARK VILLAGE T棟」1期297戸と「HARUMI FLAG SUN VILLAGE T棟」1期276戸など、7物件648戸が即日完売となった点です。これらの物件は東京都中央区に位置し、抽選倍率が平均15.3倍、最高142倍にも達しました。これは、一部の人気物件に対する競争が非常に激化していることを示しています。

 

■今後の見込み

8月の発売戸数は約1,500戸を見込むとされています。これにより、市場の動向がさらに活発化する可能性があります。

 

■ 解説:市場の背後にあるもの

このデータから読み取れるのは、首都圏の新築マンション市場が活況を呈しているという点です。COVID-19の影響を受け、一時は低迷していた市場が、人々の生活様式の変化や低金利政策の影響などから、再び活気を取り戻しているようです。

 

特に価格の急激な上昇は、一定の購買力を持つ層からの強い需要があること、また新築マンションに対する価値観の変化が影響しているのかもしれません。

 

首都圏の新築マンション市場は、今後もその動向が注目される分野となりそうです。安定した供給と、それに見合った需要の存在が、健全な市場を形成していくカギとなるでしょう。

アーネストワンの評判や口コミは?|新築一戸建て建売シリーズ「クレイドルガーデン」の契約にいってきました〜

アーネストワン クレイドルガーデンの評判・口コミは?新築一戸建ての売買契約に行ってきました イラスト.jpg

こんにちは「住まいるホーム」です。

 

よくお客様より「アーネストワンの評判や口コミはどうなの?建売はどんな感じ?」といったご質問を頂くのですが、本日はアーネストワン(飯田グループホールディングス)の建売新築一戸建てシリーズ「クレイドルガーデン」を弊社のお客様がご購入希望との事で、ご契約手続きに行ってきました。

 

なお、弊社の最大のサービスでありますが、こちらも仲介手数料が無料の対象物件でしたので、通常の不動産業者様で購入された場合と比較して総額費用をかなりお安くする事ができました。

 

アーネストワンのクレイドルガーデンについては、住まいるホームでも何度もお取扱いした事がありますが、全体的なイメージとしては「見た目はシンプルだけど、実用性重視の使いやすい間取りや設備の家」といった評判が多い気が致します。

 

あとは、標準では網戸がついてなかったり、外周りの工事の仕上げ等についても簡素な場合もありますが、最初から設備や飾り・植栽等が充実してるけど「価格が高い物件」と、どちらがお好みなのか、といったお客様それぞれの価値観やお考え方次第かとは思います。

 

ただ、非常に大きな規模の建売業者様ですので色々な方がいらっしゃる事もあり、ご担当者様との相性等によっては「合う、合わない。」といった事もあったりするかもしれないのと、新築の建売住宅だけでも相当数の分譲をしているので、やはりなかにはネガティブな評判や口コミもあったりするかとは思います。

 

建物自体については、実用性だけでなく近年では耐震性や制震性にもこだわっており、建築基準法上の規定の1.5倍の壁量を配したり、粘弾性素材を利用した制震ダンパー装置(SAFE365)を搭載の「耐震プラス制震の家、クワイエ (QUIE)」の住宅では、震度6や震度7といった大地震の揺れにもできるだけ耐えれる様に設計されております。

 

尚、今回の物件ですと住宅性能評価書も発行されており「設定住宅性能評価書」において耐震等級3(最高等級)を取得しております。(「建設住宅性能評価書」も発行されるのですが、建築中の物件につき後日の発行になります。)

 

この耐震等級というのは、「地震に対する構造躯体の倒壊、崩壊等のしにくさ」を「1、2、3」の3段階で表しておりまして、「耐震等級3」は「数百年に一度レベルの強い地震の1.5倍の揺れでも倒壊・崩壊しない。」といった目安となっております。(ちなみに、耐震等級2は1.25倍、耐震等級1は1倍といった目安です・・・)

 

他にも主な点では、「劣化対策等級3」(最高等級となり、構造躯体が75年〜90年ぐらい使えるように対策がされているといった目安。)を取得しているのと、「断熱等性能等級4」(こちらも最高等級となり、外壁や窓からの熱損失の防止対策の目安。)も取得しております。

 

また建物以外に関しては、庭やフェンス等の外構工事について基本的な工事内容にとどめて余計な費用はかけずに、その分リーズナブルに新築住宅を提供するといったスタンスの様ですので、もし追加で例えば芝生やウッドデッキ、カーポート等々の工事をご希望の場合は、購入後にご自身に必要な分だけ費用をかければ無駄が無くて良いのではないでしょうか。

 

クレイドルガーデンは物件にもよりますが、更地や建築中の状態から販売を開始している事が多いので、その状態でご検討される場合は販売図面や建築の図面(配置図・平面図・立面図・仕様書)をご確認されるのは当然ですが、できれば他の現場で「完成して内覧可能な販売中物件」を完成施工例(モデルハウス)としてご見学されると、よりイメージがわきやすいかと思います。

 

注意点としましては「全く同じ間取で、同じ広さ」といった物件は無いかと思いますが、できればご検討物件の条件にある程度近い内容の物件をご覧になられると良いかもしれません。

 

エリアにもよりますが、クレイドルガーデンは建売住宅の中でもかなりたくさん建築されている方なので、ご担当の不動産業者様にお願いすれば、内覧可能な物件を探してくれて、ご見学もさせてくれるはずです。

 

今回ご購入の物件は未完成の状態で、東京都府中市にて建築中の物件ですが、管轄は株式会社アーネストワン様の調布営業所の方でしたので、そちらにお客様と一緒にお邪魔させて頂きました。

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京王線「調布」駅の近くのビル1階にありまして、大きな看板も有りわかりやすかったです。

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すぐ隣がコインパーキングになっており、車でもアクセスしやい営業所でした。

 

 

 

ご契約当日は現地調査や役所調査等で入手した資料等をお渡ししながら、まずは物件に関する重要事項説明をさせて頂きます。

 

その際にお渡しする重要事項説明書は略して「重説(じゅうせつ)」と呼ばれていたり、宅地建物取引業法では「35条書面」といいまして、国家資格である宅地建物取引士(以前は「宅地建物取引主任者」の名称でした。)からでないと説明してはならないとされており、またその際には取引をする当事者様に対して宅地建物取引士証を提示する義務があります。

 

住まいるホームでは、一般の方にもなるべくわかりやすく説明したいと心がけておりますので、各種資料や参考図等をお見せしながら1〜2時間ぐらいお話しをさせて頂く事が多いかもしれません。

アーネストワン クレイドルガーデンの評判・口コミは?新築一戸建ての売買契約に行ってきました 府中市役所 (1).jpg

物件調査では、必要に応じて現地や管轄の役所、水道局、等々

をまわったりしますが、こちらは府中市役所です。

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府中市役所では東庁舎の7階と8階に、都市整備部、建築指導課、土木課、公園緑地課、等あります。

一般の方でも何かわからない際にご相談に行けば、色々と教えてくれるはずです。

 

 

 

この重要事項説明が終わりましたら、今度は不動産売買契約書(宅地建物取引業法では「37条書面」といいます。)等をご確認下さいまして、最後に売主様からアフターサービスやその他諸々の説明等があり、逆に何か気になる事があれば色々とご質問された方が良いかと思います。

 

あとは、手付金の授受や各種書類へのご署名・ご捺印がありまして、それにてご契約自体は無事に終了致しますが、場合によってはそのまま住宅ローンの本審査申込み手続きをしてしまえば後日のお手続きもスムーズかとは思います。(金融機関によっては、後日インターネットでの審査申込が必要だったり、ローンご担当者様との対面での審査申込が必要になるケースもあります。)

アーネストワン クレイドルガーデンの評判・口コミは?新築一戸建ての売買契約に行ってきました アーディくん.jpg

アーネストワン様より「アーディくん」の人形を頂きました!!(ご購入のお客様が)

袋につつまれて見づらいですが、とてもカワイらしいです。

また西東京市出身で、お客様を幸せにしてくれるらしいです・・・

アーネストワン クレイドルガーデンの評判・口コミは?新築一戸建ての売買契約に行ってきました エイワンプラスのピンクの豚.jpg

さらに、クレイドルガーデンのオプション工事等を担当されている(株)エイワンプラス様より

ピンク色の豚の人形を頂きました!! (名前等の詳細は不明です。)

 

 

 

ご契約当日のお手続き等は全部で2時間〜3時間ぐらいになりましてこれにて終了ですが、この後、物件のお引渡しを受ける「決済」の時まで、銀行との金銭消費貸借契約といったローン手続や、建物表題登記(通称「表示登記」)、現地での内覧会等もあり、まだまだやって頂く事があるのですが、細かく状況の進捗等をお知らせしながら確実にご案内させて頂きますのでご安心頂ければとは思います。

 

お引渡しが終わっても、その後はお引越もありますし、しばらくはお忙しくなってしまうかとは思いますが、ご新居の購入はなかなか無い機会なので、是非とも楽しんでいただければ幸いです。

新築タワーマンションの見学に行ってきました。〜リビオタワー小田急相模原レジデンスの眺望に感動の巻〜

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こんばんは、仲介手数料無料or仲介手数料半額でおなじみの「住まいるホーム」です。

 

本日は神奈川県座間市相模が丘にあります新築のタワーマンション「リビオタワー小田急相模原レジデンス」の見学に行ってまいりました。

 

こちらのマンションは株式会社長谷工コーポレーションの建設による平成31年1月築、総戸数154戸の大規模物件で、高さは20階建のモダンな雰囲気のマンションです。

 

アクセスは小田急小田原線「小田急相模原」駅より徒歩2分の立地という事で電車で行きましたが、駅近なので行きやすかったです。

 

今回内覧するお部屋は西側の眺望から夕日も楽しめそうな高層階の部屋位置だったので、あえて現地到着は夕方前を狙って来てみました。

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外観写真となりまして、新築なのでキレイですが・・・

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上の写真の1時間半後ですが雰囲気出てます!

また、日が沈んだ直後なので、まだ空の青さも残っておりキレイ。

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エントランスもシンプルモダンな今時の雰囲気ですが・・・

リビオタワー小田急相模原レジデンス エントランス(夜景).jpg

日が落ちると照明も付き、よりカッコよくなりました!

ダウンライトを壁際に設置して、主に壁面を照らしていますが上部は影を作っています。

 

これは室内でも使えるテクニックになり、ダウンライトの配灯はメリハリが非常に大事で明るい部分とあえて暗い部分を作る事、つまり光と影を作る事により全体の雰囲気を引き立たせる事が可能になります。

 

よくやりがちなのは、注文住宅を建築する際や、中古物件を買ってリノベーション等の大きなリフォームをする際、ダウンライト等の照明位置を決めるときに、まんべんなく部屋が明るくなる様に配灯してしまい、イマイチぱっとしない単調な部屋になってしまう事があります。

 

また、単体ではとてもオシャレでどんなに高価な照明であったとしても、全体の照明プラン次第ではあまり活かせなかったりします。

 

逆に照明の配置や照射する方向等がうまく計算された状況だと、それが安い照明器具であったとしても、全体としてとてもカッコよく見えたり、オシャレな空間を演出する事が可能になります。

 

オシャレなレストランやバー、ホテル、等の雰囲気の良いお店や空間を観察するとわかりますが、照明に非常にこだわっている事が多いので、メイン照明がどういった配光パターンなのか、壁際何センチの距離にダウンライトを設置しているのか、スポットライトの照射角度はどのぐらいで何を照らしているのか、また光色や光量は・・、といった事を考えながら見てみると参考になるかもしれません。

 

ただ、正直申しあげますと不動産業者でもその辺りまで精通している人間はほとんどおりませんし、ハウスメーカーや工務店の方ですらあまり知らなかったり、そもそも考えていないケースもあるので、これから注文住宅をされる方やリフォームを考えている方は、ご依頼される予定の業者様にどれぐらいの知識やノウハウがあるのか確認しておいた方が良いかと思います。

リビオタワー小田急相模原レジデンス 駐車場入口写真.jpg

駐車場の入り口


リビオタワー小田急相模原レジデンス 駐車場2期.jpg

タワーパーキング式の駐車場が2基あり、84台駐車可能です。

(月額使用料:10,000円16,000円)


リビオタワー小田急相模原レジデンス 駐車場サイズ表.jpg

駐車可能な車サイズは長さ5,300mm、幅2,050mm、高さ1,550mm〜2,020mm

また重量も2,300kg〜2,500kg、との事で大型の車も駐車可能です。

また、バイク置場も6台完備しております。(月額使用料:2,000円)

リビオタワー小田急相模原レジデンス 自転車置場.jpg

駐輪場は上下二段式になります。

リビオタワー小田急相模原レジデンス 自転車置場2.jpg

屋内型の駐輪場もあり、全部で232台、月額使用料は100〜250円です。

リビオタワー小田急相模原レジデンス ポスト・宅配ボックス.jpg

郵便ポストと宅配ボックスですが、こちらは配達の方用の場所で、

居住者の方は裏側からどちらも受け取る事ができます。

リビオタワー小田急相模原レジデンス ゴミ置場.jpg

棟内ゴミ置場もキレイに管理されているのと、広くて明るい印象でした。

リビオタワー小田急相模原レジデンス エントランス オートロック.jpg

中にはいりますと、オートロックの操作パネルと管理人室の窓口があります。

話しが戻りますが、ここでも壁際のダウンライトで奥の壁面と操作パネルを照らしながらも

天井はダークカラーでまとめ照明はあてずに光と影の部分を強調していますね。

リビオタワー小田急相模原レジデンス エントランスホール1.jpg

エントランスホールは間接照明がかっこいいです。

全体的に手前が暗く奥が明るい感じです。

リビオタワー小田急相模原レジデンス エントランスホール2.jpg

反対から見たエントランスホール、光の加減で少し感じ方が違いますね。

さっきとは逆に手前が明るく、奥が暗いです。

皆様はどちらの雰囲気がお好みでしょうか・・・

リビオタワー小田急相模原レジデンス エレベーター2機.jpg

落ちついたブラウンの色合いを基調としたエレベーターホールになります。

リビオタワー小田急相模原レジデンス エレベーター内部モニター.jpg

エレベータを待っている間にも中の様子をモニターで見る事ができて安心です。。

 

また、エレベーター内部にもモニターが有りますので、背後の状況や全体を把握できるので女性も安心かもしれません。

 

逆をいえば、エレベーターに乗っている時は見られている可能性がありますので、一人だと思って変な事はできませんね。(@_@;)

 

また、犬や猫等のペットも飼育可能な様で、ペット連れている際の通知ボタンもありました。

 

さて今回の見学のお部屋は高層階のお部屋ですが、諸事情により室内等の内装写真をお見せできませんので、眺望写真をお見せ致します。

リビオタワー小田急相模原レジデンス 眺望 (1).jpg

日が沈む少し前で、明るさはありながらも少しオレンジ色の空がさわやかでキレイ。

リビオタワー小田急相模原レジデンス 眺望 (2).jpg

上の写真より20分ぐらい経過して、赤みを増した夕焼け空と青空のコントラスト。

美しいのですが、なんとなく切なさや懐かしさも感じる時間帯の空色です。

子供の頃に公園で遊んでいて、終わりの時間が近づいている時の感覚を思いだしているのでしょうか。

リビオタワー小田急相模原レジデンス 眺望 (3).jpg

更に少し時間が経過して、だいぶ暗くなってきました。

ここまでくると、今度はロマンチックな感じがしてくるので不思議です。

 

上記の眺望写真は1時間ぐらいの間に撮影した物ですが、だいたい同じ位置から同じ方向を向いて撮っているのに、それぞれイメージが違うのが面白いですし、空って本当に美しくて素敵ですね。

 

不動産を選ぶ際にマンションでは特に眺望や開放感が非常に大事になるかと思い、仮に後々ご売却や賃貸に出す際にもかなり影響を及ぼしますので、お部屋の内装や間取だけでなく眺望自体も大事な資産だという事を考慮したうえで物件を選ぶべきです。

 

たとえば、希望の部屋より少しぐらい安いからといって開放感や眺望を犠牲にした部屋を選ぶなら、少し頑張って眺望の良い部屋を選んだ方が結局はご自身の資産にもなりますし、住んでいて満足度も高く、売る時も高くなるので、決してお金のムダ遣いではないと思います。

 

同じマンションでも部屋位置によっては見える景色が全然違いまして、東向きは朝日が昇るのを眺められて朝に活力を得て仕事へ向かう事ができますし、西向きは今回の様に夕日を眺められたり、南向きや北向きも、メリット、デメリットがそれぞれあるかと思います。

 

ファミリータイプのマンションであれば基本的にはやはり南向きが人気で、次いで東向き・西向きがよいとは思いますが、ワンルームの様な物件だったりタワーマンションだったりすると、価格帯や眺望との兼合いによっては他の方位でも良い物件はたくさんあるので、その辺りはケースバイケースで柔軟に考えても良いのではしょうか。

 

今回の物件は神奈川県のタワーマンションでしたが、住まいるホームでは東京都23区や湾岸エリア等のタワーマンションでも「仲介手数料無料」もしくは「仲介手数料半額」でのご紹介が可能ですので、お気軽にご相談下さい。

新築一戸建ての内覧会とは?意味やチェックリスト・持ち物は? 引渡し前内覧会・現地説明会に同行してきました。

新築一戸建て 内覧会のイラスト.jpg

こんにちは、仲介手数料が無料or半額でおなじみの「住まいるホーム」です。

 

まず内覧会とは、マンションや一戸建て等の住宅や不動産を購入した際に、物件にもよりますが建物や物件の全体を最終確認する様な意味で行われるものになり、どの辺りのチェックや確認をすれば良いのか、ポイントや全体の流れをおさえておくと良いかもしれません。

(「現地説明会」や「現地立会い」等ともいわれております。)

 

この内覧会にお立会いされる方は売主様や現場監督の方だったりしますが、現地で色々と確認できる機会ですので、気になる点等がある方は事前にチェックリストを作ったり、持ち物としては建物等の図面やメジャーがあればなお良いです。

 

なかには、ホームインスペクションと申しまして、有料にはなりますが建物の診断やアドバイスをしてくれる一級建築士等の方に内覧会の同行を依頼される方もいらっしゃいます。

 

本日は、新築一戸建てを購入した際の引き渡し前に行われる建物内覧会に同行してまいりました。

 

この内覧会や説明会のタイミングとしては、一般的には引渡(決済)の一週間ぐらい前までに行われる事が多いかもしれません。

 

といいますのは、まず買主様が購入の契約をするのは、工事中で未完成の時もあれば、建物が完成済の時もありますが、お金を全て支払ってお引渡しを受けるのは「完成した後」になります。

 

そこで引渡しを受ける前に、物件の説明を受けたり(設備の使い方や建物のメンテナンス方法)、一戸建てですと境界の確認をしたり、建物のキズや汚れ・不具合、等を確認して補修箇所があれば、全て直してからお引渡しとなります。

 

また、あまりにお引渡しの直前ですと、補修が間に合わなくなるので、少し早めにおこなわれる事が多いのですが、内容によっては決済(お引渡し)が終わってから、工事業者が家にお邪魔させて頂き補修等をするケースもあります。

 

なお、今回は新築物件ですが、中古物件の場合は原則として現況のままになりますので、キズや汚れを指摘して売主様に補修をしてもらうといった事はありませんし、そもそも中古物件の売買では引き渡し前の内覧会というのは無いケースがほとんどではないでしょうか。

(売主様にも個人の場合と宅建業者の場合もあったり、ケースバイケースですが・・)

 

ちなみに新築の一戸建ては、工事中に使用している玄関のカギは工事用キー(コンストラクションキー、略してコンスキーとも呼ばれます。)となり、お引渡し後に買主様が使うカギ(本キー)とは形状が異なりまして、一度でも本キーで開錠すると、それまで使用していた工事用キーは使えなくなります。

 

お引渡しの時には買主様に本キーが複数本渡されるのですが、それを使用してしまうと工事業者さんが工事用キーで建物に入れなくなるので、「補修が終わるまでは本キーを使わないでくださいねー。」といったケースもありますので注意が必要です。

(本キーは5本ぐらい頂ける事が多く、更にカードキーやチップの様な電子キーも最近は多いです。)

 

また、キズや汚れに関しては、お引渡し後ですと、元からあったものなのか、引越し業者様や買主様によるものなのか、といった責任の所在が不明なために売主様も対応ができない事も多いので、内覧会の時によくご確認して頂くことをおススメします。

 

ただ不具合に関しては、現実的にはお住まいにならないとわからない事も多いですし、その時には何もなかったとしても、後から調子が悪くなることもありますので、その際は売主様や工事業者様にご相談されると良いです。
 

新築物件については、現在では法令で10年保証が義務づけられておりますが、なんでもかんでも10年の保証ではなく、長期保証については重要な瑕疵のみになり、例えば「屋根や外壁等からの雨漏れ」や「建物構造の耐力上の主要な部分」に対する保証になります。

(「瑕疵」とは欠陥や不具合等の事、読み方は「かし」と読みます。)
 

ほとんどの建築メーカーさんや売主様では「アフターサービス規準書 (アフターサービス基準書)」を発行していると思いますので、たとえばクロス(壁紙)は2年、何々は1年、等々と記載しており、一度内容を確認しておくと良いです。

 

内覧会の流れとしては、まずは各お部屋を順番に回りながら汚れやキズを確認しつつ、設備等の使い方やメンテナンス方法等の説明を受けて、最後は外構や外壁等の外回りの確認と、境界の確認をするといったパターンが多いかもしれません。

新築一戸建ての内覧会とは? (チェック・指摘済 補修箇所) (2).jpg
新築一戸建ての内覧会とは? (チェック・指摘済 補修箇所) (1).jpg
新築一戸建ての内覧会とは? (チェック・指摘済 補修箇所) (3).jpg

こんな感じで補修箇所に付箋紙をぺたぺた貼ってもらいます。

 

境界の確認につきましては、隣地との境にフェンスや塀が有る事が多いとは思いますので、所有権が自分側なのか、それとも相手側なのか、もしくは共有になっているのか、といった事もよく確認しておく必要があります。
 

境界を明示する物としては様々あるのですが、主な物としては「コンクリート杭」や「石杭」、「プラスチック杭」、「金属標(金属プレート)」、「金属鋲(釘の様な物)」、になりますが、場合によっては「木杭」や「刻み(キザミ)」「ペンキ」、といった場合もあり耐久性等に不安があるケースもあります。

(そもそも、何かしらの要因で境界標が無くなってしまったケースや、元から無いといったケースもあります。)

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コンクリート杭、矢印の先側が境界を示しています。

新築一戸建ての内覧会とは? (境界) (2).jpg

金属のプレート標、こちらは赤い矢印で見やすいです。

新築一戸建ての内覧会とは? (境界) (3).jpg

 

金属鋲の境界標でバツ印の交差した中心が境界点を示しています。

 

また現地の状況によっては、境界標が土に埋まっていたり、ガケや法地の上や下、擁壁の上や下等に有り、物理的に直接見る事が難しいケースもありますので、そういった場合は境界票の写真等を用意してもらうと良いかもしれません。

(※「法地」は「のりち」と読み、宅地として使えない斜面部分等の事で「法面(のりめん)」とも呼ばれます)

新築一戸建ての内覧会とは? (床下収納・点検口) (1).jpg

キッチンや洗面所にある事が多い、床下収納。

新築一戸建ての内覧会とは? (床下収納・点検口) (2).jpg

開けると、床下の収納ですが・・・

新築一戸建ての内覧会とは? (床下収納・点検口) (3).jpg

プラスチックのカゴを外すと床下点検口となり、基礎部分や配管等が確認できます。

新築一戸建ての内覧会とは? (床下収納・点検口) (4).jpg

断熱材や基礎のコンクリート、配管、鋼製束(こうせいづか)が見えます。

 

ちなみに1階で床鳴り等のきしみ音が発生した場合は、鋼製束の伸縮音である事もありこちらを調整する事で簡単になおる事もありますが、一か所だけ調整してもうまくいかなかったり周囲の束との均衡がくずれてしまう事があるので注意が必要です。

 

フローリング等の床材の下には、大引(おおびき)や根太(ねだ)という木材があり、それで床を支えているのですが最初はうまく調整されていても、木が湿気を吸ったり放出したりする事による伸縮が原因の事もあるかと思います。

新築一戸建ての内覧会とは? (屋根裏点検口).jpg

屋根裏の点検口でクローゼット等の収納上部にある事も多いです。

こちらはマイナスドライバーやコイン等で開くタイプです。

新築一戸建ての内覧会とは? (注意点) (1).jpg

洗面台の伸縮可能タイプの水栓ですね。

よくあるトラブルについてですが。

新築一戸建ての内覧会とは? (注意点) (2).jpg
新築一戸建ての内覧会とは? (注意点) (3).jpg

ここの穴は密閉されておりませんので、この状態で水を掛けない様に。

新築一戸建ての内覧会とは? (注意点) (4).jpg

根元の部分に水をかけると、知らぬうちに洗面台下に水がたまって、

気づかずに放置すると腐敗臭がしてくるので注意です。

 

 

ごくまれに、一世一代の大きな買いものという事で、お気持ちはわからなくはないのですが、変に気合いが入りすぎてしまい、フローリングに這いつくばってほふく前進しながら小さなキズや汚れを見逃すまい、とされる方がいらっしゃいまして、そこまでなさる事はあまり意味が無いかと思います。

 

住宅という物は、美術品ではなく基本的に「住んだり、利用するための物」ですので、あまりに細かいキズ等はそもそも売主様の補修義務等も無いのと、そこまで気にしてしまうと精神的にご自身が疲れてしまいますし、住んでいれば多少の汚れやキズは必ずつくといっていいほどさけられません。

 

ただ、例えば窓や扉がうまく閉まらないといった事や、傾いていたりスキマがあったり、あるべき部品が欠損していたりぐらついている等々の不具合があった場合は直して頂くべきですので、要点をうまくおさえて、大事なところや確認すべきところをチェックしていくと良いかと思います。

『 府中駅・府中本町駅・分倍河原駅 』の3駅が徒歩圏の新築一戸建て「クレイドルガーデン府中市本町第2」を見学してきました。

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こんにちは、仲介手数料が無料でおなじみの「住まいるホーム」です。 

 

本日は、東京都府中市本町に建築中の新築一戸建て「クレイドルガーデン」シリーズ (売主:株式会社アーネストワン 飯田グループホールディングス) の物件見学に行ってきました。

 

こちらの物件の特徴は、なんといってもJR南武線・武蔵野線「府中本町」駅が徒歩2分という駅近の立地でありながらも、用途地域が第一種低層住居専用地域に存する事もあり、木造2階建ての建物がゆったりと建築されている全3棟です。 

 

駅にとても近い物件の場合には、商業地域や中高層住居専用地域等である事が多く、そういったエリアの建売の新築一戸建ては3階建て以上の物件が建築されていたり、近隣の建物同士の距離が近かったり、少し騒がしい感じの場所である事もありますが、今回の物件は緑道に面しており環境もよく、周囲の建物も2階建てがメインになり総じて高さが低いので雰囲気の良い住宅街になっております。 

 

なおかつ、京王線「府中」駅とJR南武線・京王線「分倍河原」駅も徒歩圏という利便性もかねた立地です。

 

尚、こちらの物件も、弊社ですと「仲介手数料無料」の対象物件につき、お安くご購入できます。

 

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (外観) (1).jpg
府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (外観) (2).jpg
府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (外観) (3).jpg

木造2階建ての全3棟で外構工事はこれから・・といった状況。

うち2棟は南道路に接道&角地の物件で陽当たりも良好です!

 

 

写真のとおり、3棟のうち2棟は角地に立地しており、1棟は緑道にも隣接しておりますが、接道している道路についてもご近所に住まわれている方しか車が通らない道なので、車の通行量が非常に少なくお子様がいるご家庭でも安心かもしれません。 

 

また、物件からは電車の線路も見えますが、駅に近いせいか列車のスピードが遅く、あまりうるさくはありませんでした。

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府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (周辺写真) (4).jpg

目の前の遊歩道は道幅が広くてキレイなので、雰囲気がとても良かったです。

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (サルスベリ).jpg
府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て ((サルスベリ) (3).jpg

サルスベリの木がありました。

「市民愛の木」ってなんでしょう?(@_@;)

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て ((サルスベリ) (1).jpg

ちょうどタイミングが良くサルスベリの赤い花が咲いていて、あざやかでとてもキレイでした!

 

 

さて、道路状況や周辺環境はとても良いのはわかりましたが、建物内に入ってみたいと思います。

今回は緑道に面した建物の内覧を致しました。

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (内装) (1).jpg

広々としたリビングで彩光も十分で明るいです。

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (内装) (2).jpg

ブラウンのアクセントクロスでちょっとおしゃれに。

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (内装) (5).jpg

対面型のキッチン

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まだ未完成ですが、洗面所が1.5坪タイプ+収納もあり広いです!

府中駅・府中本町駅・分倍河原駅、の3駅が徒歩圏の新築一戸建て (内装) (4).jpg

オーソドックスな1坪タイプ浴室で十分な広さがあります。

 

 

これだけの超駅近でありながら環境も良い物件はなかなかないので、完成が楽しみな物件でした。

 

リビングや居室からは駅のホームが見えるほどの駅前立地ですが、南道路と東側の広い緑道も非常に好印象です。

 

皆様が物件をご見学される時は、建物の良し悪しはもちろんですが、接道している道路の方位がどちらなのか?、また用途地域等の都市計画はどうなっているのか?、という事も気にされると良いかと思います。

 

特に物件からみて「南側の状況がどうなっているか」(もちろん東や西もですが・・・)は非常に大事になり、また「将来的にどう変わる可能性があるのか」といった事まで考える必要があります。

 

例えば、南側が現時点では広い駐車場や空き地になっていて陽当りが良く開放感があったとしても、そういったケースでは将来的に建物が建築される可能性も多いにあり、その際にはどれぐらいの高さや規模の建物が建築する事ができるエリアなのか、といった事を用途地域等から具体的に想定する必要があります。

 

また、古い建物があった場合にも近い将来建て替わる可能性があるので、そういった事も想定した上で物件は検討されると良いのではないでしょうか。

 

住まいるホームでは、不動産のご売却相談を受ける事も多いですが、「買った時は家の周りに開放感があったけど、数年後に高い建物が建築されて暗くなってしまって・・・」といったお話しを聞く事もありまして、そういった事を購入当初より分かったうえで買われているなら良いのですが、不動産屋さんに「たぶん周りには何も建たないので大丈夫ですよ!!」なんて言われて、その言葉を信じてしまったというケースもよくあるので注意が必要です。

 

ちなみに今回の物件の場合ですと、建物の建築制限が非常に厳しい「第一種低層住居専用地域」になり、高さの制限や、各種の建築における斜線制限、日影規制、等も「良好な住環境を守るエリア」として定められているので、仮に物件の周囲で建替えや建築等があったとしても日照や通風、開放感に影響がでる可能性は非常に低いですし、接道している目の前の道路や遊歩道も建築される事がないので、「将来的にも安心できる場所」として判断できるのではないでしょうか。

 

ただ厳密にいえば、法令や用途地域等の変更も稀にあるので、どのエリアであっても「絶対に環境が変わらない事が保証されている」といった事は無いので、そこは頭に入れておいてください。

 

特に物件を探し始めの方はおちいりやすいですが、不動産は建物のぱっと見のオシャレさや、表面上の内容だけに惑わされず、周辺環境や法令制限等も考慮したうえで、総合的かつ将来的な事も想定してご検討されると、より良い不動産購入ができるかもしれません。

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南武線(川崎、尻手、矢向、鹿島田、平間、向河原、武蔵中原、武蔵新城、武蔵溝ノ口、津田山、久地、宿河原、中野島、稲田堤、矢野口、稲城長沼、南多摩、府中本町、分倍河原、立川)
京王線(初台、幡ヶ谷、笹塚、代田橋、明大前、下高井戸、桜上水、上北沢、上北沢、八幡山、芦花公園、千歳烏山、仙川、つつじヶ丘、柴崎、国領、布田、調布、西調布、飛田給、武蔵野台、東府中、府中、京王稲田堤、京王よみうりランド、稲城、若葉台、南大沢)
横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン(中川、センター北、センター南、仲町台、新羽、北新横浜、新横浜、中山、川和町、都筑ふれあいの丘、北山田、東山田、高田、日吉本町)
横浜線(小机、鴨井、十日市場、成瀬、古淵、淵野辺、橋本)など
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