け行：仲介手数料無料不動産センター【東京・神奈川】の不動産用語集

競売（けいばい・きょうばい）
不動産業界では「けいばい」といわれる事が多い。
住宅ローン等を組んだ債務者の支払が滞り、債権者が裁判所に申し立て、担保物件に競争で入札させるシステム。
一般の流通よりは安いケースが多いが、物件の中が数点の写真でしか確認できないケースが多く、権利関係が複雑な事もあるので、専門的な知識が必要になる。

景品規約
不動産業者が成約に際して、一般のお客様に景品をつけることなどがあるが、過剰に射幸心をあおる事を防止した制限規約の一つ。
例えば取引価格の１０分の１か１００万円の内、低い金額を限度とする。
などといった規約がある。

軽量鉄骨
厚さが３ミリ前後の薄い鋼板をしようした鉄骨の事。
一般の住宅や、小規模の工場、倉庫などの建築に使用される事が多い。
厚さの違いもあり、やはり重量鉄骨の方が強度はある。

原価法
不動産の査定、鑑定評価の手法。
中古住宅を査定する際などに、もし今現在その建物を建築したら費用がいくらかかるかを計算し、そこから築年数を考慮して価格を割り引き、建物価値を割り出す。
それに、土地の価格を上乗せした金額が原価法による、査定額になる。

現況有姿
現状のままであるということ。
中古住宅ではよくある約束事のひとつで、設備が故障していたり、汚れていたりしても、売主は直さずに買主はそのままで引き渡しを受けることになる。

建築確認申請
都道府県や市町村の建築主事に、建物を建築してよいか設計書などを提出する事。
基本的には建物の施主が行うものだが、建築業者が代行することが多い。
建築確認が無事、承認されると、「建築確認済証」が発行される。

建築協定
良好な住環境等を保つ為に、地域住民により制定された、その地域独自の建築制限のこと。
区域内の土地所有者が協定書を作成し、特定行政庁の認可を受ける必要がある。

建築条件付土地
その土地を購入する場合には、原則として指定された建築業者に建築を依頼しなければならない。
ただし、建築条件付で土地を販売する場合には、いくつか規制があり、例えば、買主のイメージした間取りが入らない場合には契約を白紙解約できるなどの条件を盛り込まなければならない。

建ぺい率
土地面積に対する建築面積（延床面積ではなく、建築物を真上から見た際の面積）の割合の事。
例えば、土地面積が１２０㎡で建ぺい率５０％の場合では、６０㎡を上限として建築面積を設定できる。

権利証
不動産登記をした際に、所有者（登記名義人）に発行される証書。
以前は、縦書きの古めかしい書面であったが、現在では暗証番号の様なものが記載されている「登記識別情報通知書」という物に代わっている。